【資格の合格体験記】消防設備士乙種第6類の合格報告|セトグチさん
こんにちは!
ファシリテーターのセトグチです。
2026年8月23日山梨で受験した消防設備士乙種第6類試験に合格しましたので、その報告をします。
目次
学習・受験状況
受験理由
試験の感想
合格に向けて意識したこと
勉強方法で上手くいったと思ったこと
勉強方法で改善したいと思ったこと
具体的な勉強方法
試験直前にやったこと
オススメの学習アイテム・アプリ
これから受験する方へ
次にチャレンジしたいこと、取得したい資格
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1.学習・受験状況
資格・試験名:消防設備士乙種第6類試験(乙6)
受験日:2026年8月23日(日)
勉強時間:(1回目)インプレス社テキスト9時間、アプリ3.75時間、公論出版6.5時間(2回目)インプレス社テキスト4.25時間、アプリ11.25時間、公論出版14.5時間、青木マーケ4.25時間
勉強期間:(1回目)約2ヶ月(2回目)約2ヶ月
受験回数:2回
受験費用:4,400円(乙種)+手数料+テキスト代・アプリ課金
使用教材:「消防設備士乙6類【過去問ドリル】」(DRILL LAB)「試験にココが出る!消防設備士6類 教科書+実践問題 第3版」(インプレス)「消防設備士第6類令和8年版」(公論出版)「消防設備士6類『過去問テスト』」(青木マーケ株式会社)
勉強前の状態:危険物と一緒にビルメン5点セットに入ってるし、やっておくか…消火器のことはよく知らんけど
試験前の状態:(1回目)危険物で手いっぱいで実技対策が不安→不合格(2回目)前にやり残した問題集やアプリも埋めたし、公論、青木マーケも回してできることはやりつくした→合格

2.受験理由
危険物取扱者乙4の受験申込を進めている時に、同じ運営団体が消防設備士という資格試験も実施していることを知ったことがきっかけ。消火器や自動火災報知器の工事・点検・整備が行える業務独占資格群であり、ビルメン4点セットに消防設備士を加えてビルメン5点セットと呼ばれることもわかり、AI時代に価値が出そうな資格と感じました。まずは入門的な資格とされる乙6からの受験を決めました。
消防設備士も乙種危険物取扱者と同じように類ごとに扱える消防設備が決まっており、乙6は消火器の整備及び点検を行うことができるようになります。
初回の受験は危険物取扱者が4/26だったので、同じ週の土曜日、5/2の東京に試験日を設定。しかし申込をしたのが今年度の大学院などの活動が始まる前の暇だった3月のことで、自分が使えるリソースの見積もりを大きく誤ってしまい、不合格。
この試験に受かったら日商簿記2級に行こうとしていたのでどうしようかと悩みましたが、不合格の反省と知識が残っているうちに決めてしまおうと8月に2回目の受験を決定。間に大学院の活動などで忙しい時期を挟みましたが、しっかり対策を組み直して合格をつかみました。
3.試験の感想
初回、5/2の東京会場での受験。

この時はとにかく実技の問題演習が足りていませんでした。公論出版の実技パートを直前にちょっと見た程度。法令周りも建物ごとに点検が必要になる床面積だとか、消火器を設置する単位面積だとかが複雑で自信なし。
そして舞い上がった状態で突っ込んだ実技試験はどう答えをまとめていいかよくわかっておらず、小さな解答欄にびっしり曖昧な答えを書き込む始末。結果、実技が5%足りずに不合格となりました。
再チャレンジは8月初旬までは大学院の活動が忙しいことも踏まえ、勉強期間をしっかり取って8/23に山梨会場で受験。
前回の失敗を踏まえ、実技の過去問を中心に公論出版や青木マーケの過去問テストをこなしたことで自信を持って受験することができました。
合格通知ハガキの正答率通知によれば
法令90% 基礎知識80% 構造・機能100% 筆記全体93%
実技試験90%
筆記は各科目40%以上・筆記全体60%以上が合格基準のところ93%、実技試験も合格基準60%のところ90%と、完全勝利と言える成績で合格を掴むことができました。

4.合格に向けて意識したこと
1回目の不合格時、送られてきた結果通知ハガキとそこに書いてある正答率をまずチェックしました。
法令60% 基礎知識100% 構造・機能73% 筆記全体73%
実技試験55%
消防設備士は試験がマークシートの「筆記」と記述式の「実技試験」の2パートに、また、筆記は「法令」「基礎知識」「構造・機能」の3つのパートに分かれています。
不合格となった1回目、不安だったところの点数が不安通りに低く、実技試験では基準を割り込んでしまっていました。
ということで、点があまり取れていなかった法令、基準を割り込んだ実技を中心に固めていくという方針でスタートしました。
5.勉強方法で上手くいったと思ったこと
いちど問題にあたって、ダメと感じた時に基礎固めに立ち戻れたのが良かったかなと思います。
2回目の受験を決め、学習方針を決めても最初はうまく進みませんでした。
実技だけではなく、筆記の法令パートでも不安を抱えている状態。
教材は青木マーケを6月末に発注して手元に置き、また公論出版の本も手元にある状態でありましたが、演習に手をだす気になかなかなれず。
またインプレスの本についていた実践問題を解いてみても正解が取れず。
やばい。突破口を…と焦りが募っていきました。
そこで、前回積み残していたアプリ「消防設備士乙6類【過去問ドリル】」の演習問題埋めから手をつけることにしました。
このアプリは解説がかなり厚くて、その選択肢がなぜ正解なのか・不正解なのかも納得しながら進めることができました。また、正答・誤答が解答の瞬間にわかるので回転が速くでき、進捗状況をグラフ化してどこが埋まっていないかをチェックすることができたのも良かったです。
これで、まず実技以外はすべて100%正答した状態まで持っていきました。(実技パートはスマホで文字入力して、自分で解答を見てマルバツ判定も自分でするという方式であまり効率がよくなく、基準も甘くなりがちなので捨てました…)
ここまできた段階で再度インプレスのテキストの実践問題を見てみると、今度は問題や選択肢の意味がわかり、正答を選べる状態に。
基礎知識がついたことがわかり、青木マーケや公論出版に進める土台ができました。
6.勉強方法で改善したいと思ったこと
「これさえやれば大丈夫」という教材を手に入れただけで安心して、その上いざその教材に手をだすとできない自分が見えるのが嫌になり、学習がなかなか始められないいう期間を過ごす癖が見えてきました。
この先延ばし癖と、大学院のプロジェクトが忙しいという口実が複合して、公論出版や青木マーケといった強力な試験対策教材を早くに手に入れているのに、実際に集中して手をつけたのは8月に入ってからでした。
もっと簡単な教材に立ち戻って、基礎固めから進めていけばもう少し周回することもできたのかなと思います。
簡単な教材から突破口を開いていき、難しい問題にも太刀打ちできる状態を作って、試験勉強を作業興奮とともに進められる状況に持ち込む、が自分の勝ちパターンのようなので、今後はこの流れを作っていくように意識したいです。
7.具体的な勉強方法
教材の詳細は「9.オススメの学習アイテム・アプリ」をご覧ください。
序盤の基礎固めの段階では、通勤や移動の隙間時間にアプリの演習を差し込んでいました。電車の中や待ち時間、帰省などで普段と違う環境にいるときも、アプリなら数問ずつ進められるのが助かりました。
ただ、実力が大きく伸びたのはやはり青木マーケと公論出版の演習をこなした後でした。
青木マーケの過去問テストは模擬試験型の教材で、自分の買ったバージョンだと最新の2026年度から3年分遡って教材が手に入ります。
問題数は本番の試験を忠実に再現しており、本番の試験のつもりで時間を計りながら解いていきました。
ここで初めて実技に手をつけて、自分で解答を書いてみて、答えの解答例と比較してもっと簡潔に、もっと用語を使える場所がないかと詰めていく。
最後に公論出版の実技パートを全部解き、試験までの残り期間で筆記パートも解いていきました。
この段階では、5月はまったく訳のわからない問題という感じだった実技の問題も公論出版の解答例と遜色ない答えを書ける部分も増えてきていました。筆記パートもバシバシと正答を選び、しかしまだ残る誤答の解答をチェックして前日まで最終チェック。
この辺りで「わかって問題が解ける」という感覚になりました。この感覚が出てきたら勝率は高いと思います。
8.試験直前にやったこと
受験票の案内をもう一度読み、当日試験場に持ち込めるもの、持っていく必要があるものを取り揃え、マークシート用の鉛筆(HB・B)、消しゴム2つ、時計、受験票(写真貼付済み)、もしもの時の身分証明書。
直前にチェックするためのテキストや問題演習時の解答と正誤を記したノート、交通機関の経路チェックなど、整えるものは危険物取扱者の時と同じ。
直前期も問題演習はまだやっていて、特に試験前日は公論出版の筆記パートを一気に解いていきました。
この段階では、バシバシと正答を選べる状態に至っていて、当日も行けそうというイメージトレーニングの意味合いが強かったです。
しかしまだ残る誤答や未チェック問題もあったので、そこは最終チェックとして潰していく。
当日は在来線で甲府に向かい、車内で青木マーケを最終チェック。
「やれることは全部やった」という感覚を持って試験会場に向かいました。
9.オススメの学習アイテム・アプリ
消防設備士試験で定番とされる公論出版はやはり鉄板でした。問題集は質・量合わせるとこれが一番だと思います。
突破口を作ってくれた消防設備士乙6類「過去問ドリル」も、UIがこなれていておすすめできます。無課金で使う方もいらっしゃるようですが、問題演習で押せるタイプの人ならこれに課金して回すのでも十分いけるのではないかと思います。
書店などでは一切見かけないので知る人ぞ知るという教材ですが、本番試験はどんなものなのかが公論出版の大量の問題をガリガリ解いていると見えなくなってくるので、そこを見せてくれる教材としても優秀です。
解説もイラストや図解が豊富で、実務に裏付けられた「要するにこう」と噛み砕いた表現をしているので、法律文書の臭いが強いテキストではわからないという方にも効果が高いと思います。
※具体的な内容の共有やプリントされた過去問テストを他人に譲渡する行為は禁止など、利用規約が定められているので、青木マーケ株式会社の過去問テストを利用される場合は販売元の指示・案内を注意深く読んでからご利用ください
問題集ばかりでは厳しくてもう一冊テキストを、という場合。
私はインプレスのテキストを使いました。イラストが多く使われていてかつうるさすぎず、内容的にもまとまっている方だと思います。最後に3回分の模擬試験もついているし、本文PDFもDLできるので電子書籍として読めるのも良い。
ただ、実技試験対策は公論出版に比べると弱く、本試験レベルより若干簡単だったように感じるので、この本だけだと厳しいかもしれません。
弘文社はいわゆる「工藤本」で、試験対策に特化してる面あり。
オーム社はオーソドックスな参考書。消防設備士の全類の参考書を出しているので、他の類の受験者もよく使われているのを見かけました。
公論出版や青木マーケより前に使うテキストは通読して基礎固めをするために使うものなので、読みやすさや誌面構成、あと手に取る気分にさせる装丁かどうかで選ぶと良いかと思います。
YouTubeでも消防設備士の解説をされている有名なチャンネルはいくつもあります。8月の試験勉強の間に新千歳チャンネルというところを見つけ、ここの解説動画もわかりやすいと思いました。また、先に紹介した青木マーケ株式会社もYouTubeチャンネルを開設されています。
10.これから受験する方へ
危険物取扱者試験と主催団体は同じですが、記述式の実技試験がある分、用語や消火器の取り扱いをより詳細に覚える必要があり、難しさは危険物取扱者試験より一段上だと思います。なんとなく覚えてるだけでは受かりません。合格率も35~40%程度で、半分以上は落ちる試験です。
大学受験を理系でされた方だと、基礎知識の学習に大学受験の物理や数学が活きるのでその分楽になるかと思います。
この資格は消火器の整備及び点検を行うための業務独占資格となっているので仕事を探す時に役立ちます。加えて、試験勉強を通じて消火器ひとつ取ってもさまざまな種類があり、設置基準があることを知ることができるので、普段ビルなどで何気なく見かける消火器もそこにその種類の消火器がある理由が見えてくるようになります。そういう点でも面白い資格です。
試験は各都道府県で開催されており、どこで合格しても全国で通用します。そのため、自分の居住地で試験の日程が合わない場合は近隣の都道府県で受験することもできます。時間があるなら、試験に合わせてちょっとした観光もおまけとしてつけられます。

11.次にチャレンジしたいこと、取得したい資格
いまは秋の情報処理技術者試験の前期試験、ネットワークスペシャリストを受験するために準備を進めているところです。
この記事を書いている2026年9月現在、試験申込開始日が迫ってきています。いまは科目Aの問題演習を進めているところで、予定していたテキストの75%くらいまできたという感じですね。今回は1日で午前・午後を受けるのではなく、マークシート型の科目A、その結果を見てから記述式の科目B、と分けて対策していけるので、そこは少しやりやすいなと感じています。
日商簿記2級は前期試験と後期試験の合間でできれば、と思っていますが、余裕あるかなという状況です…
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