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【本の感想・レビュー】統計学のための数学入門30講|シオミさん

こんにちは!


ファシリテーターのシオミです。


今回は「統計学のための数学入門30講」を読みましたので、その感想とレビューを書きました。


目次


  1. 本の概要

  2. 選書理由

  3. 印象的な部分や場面

  4. 学んだことや気づき

  5. 感想・評価


1.本の概要


統計学の中で道具として使う数学について解説しています。


統計学は教養レベルの内容を学ぶだけでも数学の要求が比較的高く範囲も広めです。高校数学のレベルでは足りず、広義積分や特殊関数、線形代数学の基礎知識などが必要となります。そのため初学者としては数学をどこまで勉強するべきか判断が難しいところです。


その課題に対して、本書は統計学を学ぶに必要な数学を網羅的に収録し、専門的に学ぶにあたっての橋渡し的な役割を目指しているものです。


2.選書理由


統計を学ぶための数学はどう勉強するのが良いんだろうと感じていたためです。


私は大学時代に化学を専攻していたのですが、化学ではマッカーリ・サイモン物理化学という教科書があります。これは大学の化学と、その化学を勉強するための数学が交互に配置された章立てになっています。大学数学に馴染みの薄い私にとって非常に助かりました。


統計でもそんな本はないのかなと感じていたところにXの以下のポストが目に止まり、気になって購入しました。



3.印象的な部分や場面


中身も簡単にまとまってるのですが、結構この本の目次が重要な気はします。


統計学は統計検定みたいな一般的な試験を受ける場合でもガウス積分やガンマ関数、ベータ関数、行列式の基本的な計算など大学教養レベルの数学からの参照範囲が多いです。


なので数学に明るくない場合、そもそもベースの知識として数学をどこまで勉強する必要があるの?というのが分からなくなります。(私もそうでした)


目次を見て参照範囲を確認したり気になる範囲を読んでみたり、とりあえずこの一冊で必要な数学知識を網羅してる安心感は良いなと思います。


4.学んだことや気付き


全体を通して、必要な数学に軽く目を通した後に、それらの数学を道具として統計のどんな概念に繋がるのかといったことがコラムで把握できます。


コラム含めて統計用語がたくさん出てきます。本書の中で統計用語それ自体についての解説は多くないので深くは考えず「ここら辺の数学が分かったら統計のこの概念が分かるようになるらしい」程度で流して、深く学ぶ楽しみは実際に統計検定なりの勉強に取っておくといった読み方がスムーズかなと思いました。


統計を勉強して、聞いたこともない概念を聞いたこともない数学で学ぶとまぁキツイですが、本書を一読してから勉強に望むとその状況は避けられそうですね。(でも対象となる数学を知っているという状況まで持っていくのは難しいかもしれない)


5.感想・評価


先にも述べたように、統計学で参照する数学が一冊にまとまっているのが面白いですね。


一方で、初学者がこれだけで分かるようになる的な本ではなくて、一度ある程度を既習な人が「統計ってどのくらいの数学が必要なんだろ、手っ取り早く確認したいな」程度で取ると良いと思います。あと簡単な練習問題がついているので本格的に学ぶまでの計算練習的に反復して数式を使うことに慣れる使い方も良さそうです。


本書のまえがきに


  • 教養課程レベルの数学は履修済みの前提

  • 専門課程で必要な統計を目的意識を持って学ぶための土台作り

  • 本自体もハンドブック的に手頃に持ち運べるサイズ感に収める


という点が掲げられています。そのターゲットに対して過不足ない内容に思いました。


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