【資格の合格体験記】統計検定2級の合格報告｜やまさん

tss 東京自習会
11月22日
読了時間: 6分

こんにちは！

コミュニティメンバーのやまです。

2025年11月に受験した統計検定2級に合格しましたので、その報告をします。

学習・受験状況
受験理由
試験の感想
合格に向けて意識したこと
勉強方法で上手くいったと思ったこと
勉強方法で改善したいと思ったこと
具体的な勉強方法
試験直前にやったこと
オススメの学習アイテム・アプリ
これから受験する方へ
次にチャレンジしたいこと、取得したい資格
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1.学習・受験状況

資格・試験名：統計検定2級
受験日：2025年11月16日（日）
勉強時間：約100時間
勉強期間：約2.3ヶ月
受験回数：1回
受験費用：7,000円
使用教材： ◎日本統計学会公式認定　統計検定2級　公式問題集［2012～2014年］ ◎日本統計学会公式認定　統計検定　2級　公式問題集［CBT対応版］ ◎note ネイピアDSさん「のんびり統計－統計検定２級問題集を解いて－」 ◎Udemy　《みやもととうけい》統計検定®2級対策講座【登録3.3万人超ベストセラー版】 ◎YouTube データサイエンスLab. ◎YouTube とけたろうチャンネル
勉強前の状態：理系院卒。数学の勉強は学生時代ぶり
試験前の状態：過去問を見て6～7割くらい解ける

以下、合格証明です。

2.受験理由

もともと数学が好きで、数字やデータを扱う仕事に興味がありました。未経験ながらデータサイエンティストという職種に関心を持ち、自分でも何か基礎から学べることはないかと調べ始めました。また、YouTubeで学習ロードマップを見た際、「統計検定2級だけは取っておけ！」と強く勧められていたことが大きな後押しになりました。統計の基礎を体系的に学び、今後のデータ分析や機械学習の学習につなげたいという思いから挑戦しました。

3.試験の感想

公式問題集のCBT対応版や2012～2014年の過去問を解いていたおかげで、「あ、これ見たことある！」という問題がいくつか出題され、心強さにつながりました。ただ、CBT形式でいつでも受けられる気軽さがあるとはいえ、全体的に難しかったこともあり本番は独特のプレッシャーがありました。計算ミスや選択ミスをしないよう細心の注意を払いながら解き進め、残り時間をこまめに確認し、時間配分にも気を配りました。15分前に解き終え、最後は回答漏れがないか、計算ミスがないか軽く見直しました。

4.合格に向けて意識したこと

もっとも意識したのは、とにかく問題演習を繰り返すことでした。統計検定2級は理解していても計算や用語でミスしやすいため、同じ問題でも何度も解き直し、手を動かして定着させるようにしました（1冊につき5回ほど）。また、家だとどうしてもだらけてしまうタイプなので、意識的に自習会に通い、周囲に学習者がいる環境で集中力を保つよう工夫しました。学習習慣をつくり、毎日少しでも触れる時間を確保したことが、結果的に合格につながったと感じています。

5.勉強方法で上手くいったと思ったこと

初期の段階で自習会の方々やネット上の合格体験談を読み、効率の良い勉強法を把握しました。例えば「電卓の操作に慣れておく」「2012〜2014年の過去問が本番の雰囲気に近い」など、実践的なアドバイスがとても役立ちました。
公式問題集の解説は初学者には理解しづらい部分が多かったため、ネイピアDSさんのnoteの解説を併用し、理解を深めました。それでも難しい箇所はchatGPTに相談し、つまずきをその場で解消できたことも大きかったです。
Udemyの講座も非常に役立ちました。ただし理解が難しい部分もあったため、YouTubeの「データサイエンスLab.」で視覚的に補強するよう心がけ、理解を大きく深めることができました。

6.勉強方法で改善したいと思ったこと

最初にしっかりと計画を立てなかったことです。本当は10月中に受験するつもりでしたが、だらだらと先延ばしになってしまい、気づけば学習ペースが乱れていました（Udemyの講座を一通り受講するだけで1か月半かかりました）。また、問題が想像以上に難しく、知識がなかなか定着しなかったため、当初の予定より勉強期間が伸びてしまいました。次に資格勉強をする際は、具体的なスケジュールを立て、進捗を見える化しながら取り組みたいと思います。

7.具体的な勉強方法

まずUdemy講座「《みやもととうけい》統計検定®2級対策講座」を受講しました。用語が難しく、YouTubeの補足動画を併用しながら学習したこと、各章の小テストで何度もつまずいたこともあり、8.9時間分の講義でしたが受講には1か月半かかりました。
次にCBT対応問題集と2012〜2014年の問題集を解きました。chatGPTと壁打ちしながら理解を深め、どちらも5回ほど繰り返しました（片方ばかり解いているともう片方が急に解けなくなる…を何度も経験しました）。
YouTubeのデータサイエンスLab.や、とけたろうチャンネルも適宜活用しました。特にデータサイエンスLab.は視覚的な説明が多く、理解が深まりやすかったです。

8.試験直前にやったこと

Udemyの講座の講義資料を一通り見直し、基礎内容の抜け漏れがないか確認しました。
とけたろうチャンネルの「統計検定®２級の全知識」を視聴し、忘れていた箇所は単語帳を作成して整理しました。
過去問で間違える回数が多かった問題を重点的に解き直し、暗記できるレベルまで繰り返しました。なお、直前期は新しい問題には手を出さず、弱点の補強と知識の最終確認に集中しました。
YouTubeで電卓の使い方の動画を視聴しました。２乗の計算を「数字→Xキー→＝キー」でできることを試験直前に知り、実際の試験でも役立ちました。

9.オススメの学習アイテム・アプリ

日本統計学会公式認定統計検定2級公式問題集［2012～2014年］
年代は古いものの、ネットでも「本番の雰囲気に近い」と高く評価されており、実際に試験でもほぼ同じ問題がいくつか出題されました。一読しておく価値は十分にあると感じました。
YouTube：データサイエンスLab.統計検定2級では理解しづらい専門用語が多く出てきますが、このチャンネルは図やアニメーションを使った視覚的な説明が多く、理解の手助けになりました。
note：ネイピアDSさん「のんびり統計－統計検定2級問題集を解いて－」CBT対応問題集の解説だけでは理解が浅い部分があったため、このnoteで補足説明や別解を読むことで理解が深まり、大変助かりました。

10.これから受験する方へ

統計検定2級は範囲が広く、最初は聞き慣れない用語も多く戸惑うことがあると思いますが、問題を重ねるうちに少しずつつながって見えてきます。過去問を繰り返し解くことで問題のパターンに慣れていくことができます。また、試験本番は多少緊張するかもしれませんが、「ゆっくり落ち着いて進めよう」と意識するだけでも計算・選択ミスが減ると感じました。無理のない範囲で継続すれば力は必ずついていくので、これから勉強される方にとって少しでも参考になればうれしいです。

11.次にチャレンジしたいこと、取得したい資格

まずデータサイエンティスト検定（リテラシーレベル）を取得したいと考えています。統計の基礎を学んだ今、データサイエンス全体の理解も深めていきたいと思っています。また、英語力の向上にも取り組みたいので、海外ドラマや洋書を使った多聴多読で、日常的に英語に触れる習慣を作る予定です。さらに、将来的にはE検定にも挑戦したいと考えていますが、費用が高額なため、十分に調べた上で取り組むつもりです。そして、時期を見て統計検定準1級にもチャレンジし、統計の理解をさらに発展させていきたいと思います。