【資格の合格体験記】統計検定準1級の合格報告|てらやさん
- tss 東京自習会
- 1月20日
- 読了時間: 11分
こんにちは!
コミュニティメンバーのてらやです。
2026年1月に統計検定準1級に合格しましたので、その報告をさせていただきます。
目次
学習・受験状況
受験理由
試験の感想
合格に向けて意識したこと
勉強方法で上手くいったと思ったこと
勉強方法で改善したいと思ったこと
具体的な勉強方法
試験直前にやったこと
オススメの学習アイテム・アプリ
これから受験する方へ
次にチャレンジしたいこと、取得したい資格
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1.学習・受験状況
資格・試験名:統計検定準1級
受験日:2026年1月10日(土)
勉強時間:約350~400時間
勉強期間:約12ヶ月
受験回数:1回
受験費用:8,000円
使用教材:①統計学入門 (基礎統計学Ⅰ)②とけたろうさん 統計検定®準1級講座【note+YouTube】③日本統計学会公式認定 統計検定準1級対応 統計学実践ワークブック④Webサイト 統計学実践ワークブック 例題ノート⑤日本統計学会公式認定 統計検定 準1級 公式問題集⑥Webサイト あつまれ統計の森
勉強前の状態:理系大学卒、統計検定2級およびG検定合格。業務で機械学習関連の知識あり。数学はかなり苦手な部類。
試験前の状態:過去問演習で7割5分程度正解。5年分過去問を解いて復習完了した状態。
以下、合格証明です。(合格点ギリギリでした…)

統計検定とは
「統計検定」は、日本統計学会が公式に認定している全国統一試験です。
1級、準1級、2級、3級、4級があり、1級はPBTで、準1級以降はCBTでの実施となります。
準1級、2級、3級、4級は統計分野の幅広い知識・手法を習得することで、統計リテラシーを持つ実務家を育てる意図を感じます。試験範囲を広く理解する姿勢が求められます。
1級は統計に関する数理計算を自身で導出できるか/定理を証明できるかなど、統計学を専門とする研究者・理論家を育てる意図を感じます。こちらは準1級までとは違い、試験範囲を狭く深く理解する姿勢が求められます。
そのため、同じ統計検定といっても1級と準1級までの資格はそれぞれかなり毛色の違った資格となります。2級と準1級の違いに関しては、
2級:統計学の基本となる推定と検定を中心に統計の基本的な性質を学びます。高校から大学入学程度の数学力(微分積分や各種演算)が問われる
準1級:SVMなどの機械学習分野やデータ分析分野も含めて、2級からかなり試験範囲が広がります。大学3,4年程度の数学力(線形代数や偏微分、重積分)知識としてが問われる
形となります。準1級を受験しようと思っていて、まだ2級を受験していない方は段階を踏んで、まずは2級からの受験を検討されると良いと思います。
2.受験理由
AI関連の業務をしており、プログラミングで使用しているフレームワークの中身まで理解できるようにしたかったためです。
AIの開発環境が発展してきた今現在は、機械学習プログラムの中で数理的にどのように動作しているか理解しなくてもAIとして動くプログラムを作成することは可能です。しかし、プログラムがどういった原理で動くかを説明できる様になるには、線形代数や微分積分、そして統計学の知識が必要不可欠ですので勉強したいと思った次第です。
以前に統計検定2級は取得していましたが、統計検定2級は大学基礎課程レベルの統計資格となり、実務で使うにはあともう一歩踏み込んでも良いのかなと考えて、準1級まで勉強しようと思った次第です。
3.試験の感想
本番の試験はかなり難しく感じました。
各種教材の例題、過去問を繰り返し演習し、それぞれ最低2度は正答することができた状態で本番の試験に臨みましたが、過去問と同様の問題はかなり少数でした。過去問を少しいじったタイプの問題は散見されましたが、全く見たことのない形式の問題もかなり存在した形です。市販で売られている公式の過去問は試験がPBTだったころの過去問題が出題されているのですが、
過去問題でのテンプレートな解法は通用しないと痛感させられました。
正直受験終了した際はほぼ落ちたと考えておりました…。
合格点は60点がボーダーラインのところ61点で合格しましたが、ギリギリの1点を拾えた原因は問題演習だけでなく、公式ワークブックの文章をなるべく読むようにしていたところかなと思います。
4.合格に向けて意識したこと
理解できない箇所を深追いしすぎず、問題演習で理論を理解するようにしました。また、不明点はすぐChatGPTに質問して解決するようにしました。
数学が苦手なこともあり、とにかく最初はわからないことだらけで躓いていたので問題演習で具体例を確認してイメージをつけてから、解説文に戻るといった形で勉強をするようにしていました。
参考書では式変形が簡易的に行われていることもあり計算についていけない時もありましたのでその際に参考書を撮影してOCRしてChatGPTに方程式を解説してもらうこともよくありました。
とにかくわからないことがあればGPTに聞くのが一番だと思います。Webだと日本語でのわかりやすい理論説明が見つからない定理や性質等もありましたが、ChatGPTは英語の文献等も拾ってきて日本語で解説してくれるのですごくありがたかったです。(ChatGPT様様です!)
5.勉強方法で上手くいったと思ったこと
平日は仕事で全く時間が取れませんでしたが、土日に東京自習会に繰り返し参加できたことがうまくいった要因かなと思います。特に試験前の12月はほぼすべての土日で1日みっちり自習会に参加していました。家だとなんだかんだとサボってしまったり、気が散って集中ができなかったりしましたので
無理にでも自習会を詰め込んで勉強できたのはよかったかなと思います。
後は、すべての問題を繰り返し解くのではなく、わかった問題、分からなかった問題にそれぞれチェックをつけてリスト化し、わからなかった問題のみ繰り返し演習するようにしました。(何も見ずに初めて正答できたのが7回目の回答になってしまった問題等もありました、難しい…。)
試験前の12月に1度正答できた問題も含めてすべての問題を解きなおしました。覚えていたはずなのに解けなくなっている問題もかなりあり、試験1か月前の全問解きなおしはかなり有効だったと思います。
6.勉強方法で改善したいと思ったこと
準1級の最初はあまり勉強方法がわかっておらず、複雑な公式や定理が書かれた本文をひたすら読んでしまっていました。(かなりの苦行でした)
後から思えばですが、各分野をなんとなくで良いから理解する⇒わからなかったらすぐ答えを見て良いので、直ぐに問題演習に入る⇒全分野一通り問題演習出来たら、本文を理解できるように努める⇒本文をおおよそ理解した状態で問題演習を行い完答する⇒最後にもう一度本文の細かい定理等に目を通す。
といった形で問題演習から本文を理解する流れにすればもっと勉強時間は少なく済んだはずです。(といっても私の数学力では300時間は必要でした)
理解のとっかかりとして演習問題・過去問から入るのはすごく良いです。
ただ、本番の得点を稼ぐためには問題演習だけでなく本文に書かれている各種性質、特徴等の理解が不可欠だと思います。
今回は最後まで問題演習中心になってしまったためギリギリの点数になったのかなと思います。
7.具体的な勉強方法
下記の番号順で取り組みました。
⓪統計検定2級合格(前提)
⇒統計WEBと過去問の演習を行い、2級に合格しました。2級分野はすべて準1級でも出ますので2級は完璧にする必要があります。
①統計学入門 (基礎統計学Ⅰ)
⇒2級から準1級の橋渡しをするために統計学入門、通称赤本を読みました。こちらの演習問題は未回答です。内容としては2級にはオーバースペックですが、準1級には足りないと感じました。(カバーしていない分野もあります)
②とけたろうさん 統計検定®準1級講座【note+YouTube】
⇒とけたろうさんの統計検定®準1級講座【note+YouTube】を受講しました。12000円かかってしまいますが、大変おすすめです。この講座がなかったら準1級の学習は挫折していたかもしれません。解説動画(各分野を易し目に解説)⇒target問題(各分野の演習問題)⇒noteの解説文(各分野の定理・導出・性質等説明)の順序で行いましたが、順を追って難易度が上がる形式になっており初学者に優しいと感じました。
③日本統計学会公式認定 統計検定準1級対応 統計学実践ワークブック
⇒準1級分野の解説・演習問題を載せた公式本ですが、この本から学習するのはかなり難しいと思います。最初に勉強する際のイメージが容易に浮かぶ構成にはなっておらず、ひたすら数式や性質が羅列されているタイプの本文で、演習問題も解答が十分でないので、勉強する際に読む本というよりは、各分野の理解ができているかチェックする本と考えると良いかと感じます。ただし、章末演習問題は非常にためになるので最終的には必ず解いた方が良いです。
④統計学実践ワークブック 例題ノート
⇒上記ワークブックの解説が難しく、自分には理解できないところも多々ありましたのでインターネットで解説してくださっている上記記事を読みながら進めました。このノートとGPTがあったためワークブックを進めることができました。
⑤日本統計学会公式認定 統計検定 準1級 公式問題集
⇒過去問です。他の問題演習をやっている状態でこの過去問を解くと意外と簡単に感じるかもしれません。前述しましたが、過去問とかなりずれた問題も出るので問題のバリエーションチェックぐらいのイメージが良いかもです。ここで良い点が出ても油断せずに行きましょう。
⑥Webサイト あつまれ統計の森
⇒過去問で不明点があった際に④と同様に解説記事を参照させていただきました。こちらもGPTと併用しながら作業しました。
8.試験直前にやったこと
とけたろうのTarget問題/ワークブックの章末演習問題/過去問をすべて解けるようになるまで繰り返し再演習していました。週末しか勉強できなかったので期間が空いて以前正答できた個所もできなくなっていたことがあり、ギリギリまで勉強を続けていました。
前述しましたが、直前期は東京自習会も頻繁に活用させてもらいモチベーションをなるべく落とさずに勉強できたのかなと思います。試験の直前に勉強した内容は特に頭に残るので休まず勉強することが良さそうです。
9.オススメの学習アイテム・アプリ
勉強時間を記録してモチベーションにするためにStudyPlusを使っていました。他にも準1級に挑戦している人がタイムラインやフォロワーにいましたが皆さんも苦戦しているようで自分だけではないのだなと腐らず勉強できたかなと思います。東京自習会でも統計を学んでいる人が多く情報交換などができてそちらでも大変ためになりました。
あとは有料になってしまいますが、先ほど説明したとけたろうさんのブログは大変おすすめです。(広告みたいになってしまっていますが)統計検定2級から準1級で難易度が上がりすぎて心が折れそうな方は是非購入してみてください。
10.これから受験する方へ
統計検定準1級は数学力・統計力・暗記力の3拍子揃って必要な比較的難しい試験だと思います。最初は軽い理解をした後問題演習から入って、イメージをつけてその後で理論を理解するのが大事かと思います。
繰り返しになってしまいますが、過去問が解けるだけではCBTの合格率はかなり下がってしまうと思います。ワークブックの内容の片隅に書いてあるマニアックな知識まで余すところなく出題されるので、分野にヤマを張ったり問題形式だけに慣れようとしないで、最終的にはすべての分野の本文の内容が理解できるように努めるべきかなと思います。
後は他の方の体験記を見てみると意外と受けた回によって波があるみたいなので繰り返し受験してみるのも手かもしれません。(受験料を気にしないならですが)そうでなくても勉強途中で一度受験してCBTの試験問題の雰囲気を知るのも良いかと思います。
11.次にチャレンジしたいこと、取得したい資格
AIにかかわる資格は統計検定準1級とG検定をとりましたので、次はE資格を取得を受験したいと思います。G検定とE資格は日本ディープラーニング協会(JDLA)が実施する、AI・ディープラーニングの活⽤リテラシー習得のための検定試験です。G検定はAIの利活用や知識、マネジメントに関する出題が中心で、初学者にも手が出しやすい検定試験となっています。E資格はAIやディープラーニングの実装に関するエンジニアよりの試験となっており、G検定の上位資格と考えてよいかと思います。E資格を受験するために、前提講座を受講する必要がありますが料金がかなりお高く財布と相談しながら勉強していきたいと思います…。
統計検定1級に関しては内容が実務から少し離れてしまうので、ほかの資格や経験を優先して作業する方針です。ただ、やはり1級も取りたい気持ちもあるので他の必要な資格等が終わったら受験を考えようと思います!
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