【資格の合格体験記】乙種第4類危険物取扱者試験の合格報告|セトグチさん
- tss 東京自習会
- 11 時間前
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こんにちは!
ファシリテーターのセトグチです。
2026年4月26日東京で受験した乙種第4類危険物取扱者試験に合格しましたので、その報告をします。
目次
学習・受験状況
受験理由
試験の感想
合格に向けて意識したこと
勉強方法で上手くいったと思ったこと
勉強方法で改善したいと思ったこと
具体的な勉強方法
試験直前にやったこと
オススメの学習アイテム・アプリ
これから受験する方へ
次にチャレンジしたいこと、取得したい資格
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1.学習・受験状況
資格・試験名:乙種第4類危険物取扱者試験(危険物乙4)
受験日:2026年4月26日(日)
勉強時間:24時間(オーム社テキスト7.25時間、公論出版13.75時間、アプリ3時間)
勉強期間:約2ヶ月
受験回数:1回
受験費用:5,300円(乙種)+テキスト代
使用教材:「マンガでわかる 乙4類危険物試験」(オーム社)「乙種4類危険物取扱者試験令和8年版」(公論出版)「危険物取扱者乙4 一問一答アプリ」(yuth inc.)
勉強前の状態:高校の物理・化学は大学受験で一通りやった
試験前の状態:法令以外は不安なし!

2.受験理由
2025年度末、仕事しながら通っている東京都立産業技術大学院大学の図書館に授業終わった後にふらりと寄ることがあったのですが、2月ごろに寄った時にマンガで学べる危険物取扱者のテキストを新着台で見つけたのが受験のきっかけとなりました。
また、筆者は長年ソフトウェア業界に翻訳者、研究者、開発者といろいろな形で関わってきましたが、生成AIが急速に発展していく中で仕事を失う危険も感じており、他の仕事の選択肢も考え始めていたことも背景の一つです。
テキストを見つけた頃はちょうど危険物取扱者乙4がいわゆる「ビルメン4点(5点)セット」の一つであることを知った時期で、設備保守の仕事もいいかなあ…とちょうど関心とマッチしたこと、そして見つけたテキストをパラパラめくって、物理・化学の部分はむかし大学受験で勉強した内容で通用しそうとわかったことも受験決定を後押ししました。
3.試験の感想
試験地は東京を指定。
試験会場は幡ヶ谷の消防試験研究センター中央試験センター。
笹塚駅から5~10分ほど歩いた場所にあります。

試験室入り口の手前にベンチがあり、そこではテキストを開いて最後の確認をしていると思しき人たちがたくさん。
そして試験室に入ると、すでに着席、準備を整えて試験開始を待つ他の受験者の方がたくさん。
試験会場内ではスマホなどの通信機器類は電源を切ってカバンにしまい、そのカバンも通路に出ないように置いておくよう指示がありました。
スマートウォッチも同様にしまいます。
なので手元で時計を見たい人は時間表示のみの時計を持っていくことになりますが、中央試験センターの場合は試験室のよく見える場所に時計があるのでなくてもなんとかなります。
筆箱も机の上には出せません。
受験票は机に貼ってある受験番号シールの近くに置いておきます。
いかにも免許試験だなあという感じで試験が進行していきました。
試験終了後、合格時に免状交付を申し込む書類一式が入った封筒を手渡されます。試験室から降りたところにあるホワイトボードに内容物と合格発表等の日程が掲示されているので、忘れずチェックしていきましょう。
4.合格に向けて意識したこと

テキストで全体をざっくり押さえてから詳細は問題演習で固めていくことを意識しました。試験結果からも分かる通り法令がギリギリだったので参考にならないかもしれませんが…
危険物取扱者の試験には指定数量や各種石油類の分類を定める基準となる数字など、覚えるしかない細かい要素がたくさん出てきます。
それらをいきなり覚えようとするとたちまち迷子になるので、数字などはざっくり見て「そういう分け方があるのか」程度で捉えておき、数字を使う練習は問題演習に丸投げしました。
試験時間は2時間ありますが、退出可能時間の試験開始後35分になると席を立つ人が多かったです。自分は法令で粘っていたので2時間たっぷり使っちゃいました。
法令は覚えていないと解けないという問題が出ることも多く、とはいっても試験会場では忘れてしまいがちなもの。何に自分がそんなに粘っていたかというと、法令の問題の各選択肢について、「なぜ自分がそれを選ぶのか、選ばないのか」の理屈づけをして、間違うにしても満足して間違えようと思ったからでした。
たとえば、「○○は危険物となる」という選択肢を見て、「いやでもそれやると○○を使った製品は全部危険物になるけど、そこらへんの100均に売ってて買えるからおかしいよね?」みたいに理由をつけて×にする、というようなことです。
普段の勉強方法としても理由づけをして選択肢を選べるようになるとかなり強いと思います。
5.勉強方法で上手くいったと思ったこと
「全体ざっくり、詳細は問題演習で」の方針はうまくはまりました。
法令に出てくる数字を全部覚え込んでから問題にかかろうとしていたらおそらくは問題演習に入る頃には全部忘れてしまっていたと思います。
問題演習をするとどの分野がどのくらい弱いのかも分かり、何より点数が出るので、危険物取扱者の合格基準に照らしてあとどのくらい補強をすればいいかもはっきりしてきます。
客観式の試験で一問一問解くコストは低い、危険物取扱者のような試験では特に有効に働く戦略だと思いました。
6.勉強方法で改善したいと思ったこと
法令が詰め込みの丸暗記になってしまって、試験が終わるとあまり詳しく数字が思い出せないようになってしまったのは良くないなと思いました。
危険物取扱者は基礎を化学に置いている試験で、そうなると数字や決まりを覚えていく法令とは縁遠い…と思っていたのですが、問題演習を重ねていくうち、石油類の分類は危険物の化学的性質に根ざしたものだし、保安距離などの決まりごとも危険物から出火した時に各種施設の安全を確保するにはどのくらいの距離が必要か?ということを根拠にしているなど、技術と法律の関係性がうっすら見え始めて面白みを感じていたところでした。
そういうところで試験が終わってしまったので、今後の危険物取扱者や消防設備士の試験ではそこまで読み取って勉強を進めたいところです。
7.具体的な勉強方法
テキストは冒頭で紹介した図書館にあるオーム社の「マンガでわかる」シリーズのものでまずは「全体ざっくり」勉強しました。
こちらの本、可愛らしい絵柄のマンガではありますが、技術書や工業系の資格書では定評のあるオーム社の刊行物だけあり、法令、基本的な物理・化学、危険物の性質・消火としっかり問題に対応した章立てで、マンガ以外のテキスト部分は簡潔ながら要点はしっかり押さえた内容でした。
問題演習も巻末についています。ただ1回分(35問)しかなく、各分野出そうな問題を取りまとめてくれている感じはしましたが、さすがにこれではボリュームが足りません。
そのボリューム不足は公論出版の問題集で補うことにしました。
公論出版は危険物取扱者を受験して初めて知った出版社ですが、自動車整備士を出発点に工業系の資格に関する各種資格の参考書を長年出版している会社です。
危険物取扱者は過去問がよく出ると言われる割に、それが公開されていない(「過去に出題された問題」なるものはあるが総集編という趣で乙4に特化しておらず物足りない)のですが、公論出版の問題集は過去問の再現性がとても高いと評判で、本番の試験でも類題やそのまま再出題に近い問題が出たように思います。
この本はテキスト+問題集なので、テキスト読み込み型の勉強に強い人ならこれ一冊でもいけるかもしれません。が、正直かなり重たいと思うので初めはもう少しイラストなども入ったテキストで足がかりを作り、それから公論出版で仕上げるパスが王道だと思います。
危険物乙4はガソリンスタンドなど幅広い現場での需要が高く、したがって受験者も多いため、参考書や問題集のバリエーションも広いです。
今回は私が使ったもののご紹介でしたが、他にもオーム社や弘文社など、工業系の資格に強い出版社からも参考書が出ているので、書店で色々見比べてご自身に合いそうなものを選んでみるのもおすすめです。
あるいは公共図書館でも乙4ならそこそこ試験対策書が蔵書されていることがあるので、テキストは無償で使うこともできるかもしれません。
問題集だけは最新年度のものを使うことをおすすめします。
8.試験直前にやったこと
受験票の案内をもう一度読み、当日試験場に持ち込めるもの、持っていく必要があるものを取り揃えました。
具体的には、マークシート用の鉛筆(HB・B)、消しゴム2つ、時計、受験票(写真貼付済み)、もしもの時の身分証明書。あとは直前にチェックするためのテキストや問題演習時の解答と正誤を記したノートなど。
中央試験センターへの経路も迷子にならないように事前に検索して、紙に地図を印刷しておきました。
公共交通機関で行くため、電車の経路も調べておき、とにかく当日慌てる要素を一つでも減らすように準備を行いました。
そして何より肝心な前日の十分な睡眠時間。よく寝ていないのに試験はうまくいかないので…
9.オススメの学習アイテム・アプリ
問題演習は公論出版を軸にしましたが、本が分厚くて重いので、混雑した電車の中などでは読めないという欠点があります。移動中ちょっとでも問題演習を積めるよう、アプリを導入しました。
危険物取扱者乙4は受験者も多い資格でアプリも多数出ており、App Storeで検索したらトップに出てきたこちらのアプリを使ったわけですが、実際使ってみていいところがたくさんあり、さすが検索トップのアプリだけあると思いました。
いいところは主にUIの作りなのですが、
法令、基礎的な物理・化学、危険物の性質・消火、それから総合演習とパートが分かれていて取り組みやすい
全問挑戦モードなど、まとめて問題演習する時に役立つモードが実装されており、出題数の調整が問題演習開始時に出てやりやすい
問題文と正解文の切り替えが解いた画面でそのままでき、間違った理由を確認しやすい
などが挙げられます。
本番は択一式で、こちらのアプリは択一式問題の選択肢の1つの正誤を問う形で出題されるので完全に本番再現となってはいないのですが、問題の難易度自体は本番と近いと思いました。
問題演習で知識を定着するやり方を取っていると繰り返しが重要になるので、すぐに正誤や解説を表示でき、やり直しに消しゴムや鉛筆もいらないのもアプリのメリットが活きたと思うポイントでした。
10.これから受験する方へ

「乙4は簡単」、となめてかからないことが大事です。
最初に読んだオーム社のテキストでも主人公とヒロインは高校生で、「高校生でも取れる資格」というイメージがにじんでいます。世間でも乙4についてはどうにも軽く見る評価が下されている場面を見かけますが、合格率は30~40%で推移しています。半分以上は落ちる試験。
低めの合格率が出ている一因は、ろくに勉強せずに受けにくる層が一定いることとされていますが、実際軽く考えているとあっさり落ちると思います。危険物にまつわる法令やら石油類の分類やら、意識しなければ知ろうともしない分野ですので…
身近な危険物であるガソリン類などを扱えるようになる国家資格なので、問題演習や試験だけで済ませるのではなく、じっくり法令、基本的な物理・化学、危険物の性質・消火と知識を蓄積したいと思わせる内容の試験でした。
余裕があればアルバイトなどにも活用して、週末複業の役に立てたり実践的に知識を積み上げたいとも考えています。
11.次にチャレンジしたいこと、取得したい資格
同時期に並行して勉強していた消防設備士乙種6類に落ちてしまったので、まずは8月に再チャレンジをします。
それが終わったら9月で今年が最後となる見込みの情報処理技術者試験の前期試験が近くなっているはずなので、そちらに注力していきます。
高度区分のうち、去年ダメだったネットワークスペシャリスト、それから昔テクニカルエンジニアと呼ばれていた時代に受けてダメだったデータベーススペシャリストの準備に移りたいです。
日商簿記2級もちまちま準備してきているのですが、さてどうしましょうかね…
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