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【本の感想・レビュー】がんになってわかった お金と人生の本質|JINさん

こんにちは!


ファシリテーターのJINです。


今回は「がんになってわかった お金と人生の本質」を読みましたので、その感想とレビューを書きました。


目次


  1. 本の概要

  2. 選書理由

  3. 印象的な部分や場面

  4. 学んだことや気づき

  5. 感想・評価


1.本の概要


今回読んだのは、山崎元さんの「がんになってわかった お金と人生の本質」という本です。


著者は、長年ファンドマネージャーや経済評論家として活躍し、合理的かつ辛口な資産運用アドバイスで人気を博した方です。しかし、2022年に食道がんが見つかり、ステージIVの闘病生活を送ることになりました(残念ながら2024年初頭に逝去されました)。


本書は、死を意識した著者が、残された時間の中で「本当に伝えたかったこと」を凝縮した本です。「がん」という病気への向き合い方から、合理的でシンプルな資産運用法、そして「お金と時間の使い道」や「幸福の本質」に至るまで、多くの内容が書かれています。


単なる闘病記でも、単なるマネー本でもない「人生の締め切り」を突きつけられた人が、最後に辿り着いた場所を知ることができる内容です。


2.選書理由


私は普段、エンジニアとして働く中で、最近ふと「幸せ」「お金」「時間」について深く考える場面が増えていました。「お金で買える時間」とは何か、「時間の本当の価値」とは何かなどです。


これまでは、漠然と「資産を増やすこと」や「効率的に働くこと」を考えていましたが、もし自分に「死」という明確な期限が見えたとき、その価値観はどう変わるのだろうか? という疑問が湧いてきました。


著者の山崎さんは、まさにその「期限」を突きつけられた当事者です。金融のプロであり、徹底的な合理主義者である彼が、人生の最期に何を考え、どんなメッセージを残したのか。そこに、私が今悩んでいる「お金と時間のバランス」へのヒントがあるのではないかと思い、本書を手に取りました。


3.印象的な部分や場面


最も印象的だったのは、著者が「もし私が今の記憶と知識を持ったまま、20代の若いサラリーマンに戻ったらどうするか」と仮定して書かれたアドバイスです。


普通は「コツコツ節約して貯蓄せよ」と言われそうですが、山崎さんのアドバイスは違いました。アドバイスの中身を簡単に要約すると以下のようなものでした。


  • 2~3年は貯蓄より「スキル獲得(人材価値向上)」にお金と時間を使う

  • がん保険などの民間保険には入らない(貯金で備える)

  • 運用は「全世界株(オルカン)」のインデックス投資だけでいい

  • 若い時期にしかできない「経験」には、投資を解約してでもお金を使う


これらを読み、「お金を増やすこと」自体を目的にするのではなく、「人生を豊かにする経験やスキルにお金を使う」ことこそが本質なのだと感じました。


また、著者が提唱する「幸福の定義」についての図解も非常に面白かったです。「自由な時間」と「お金」のマトリクスの中で、目指すべきは「好きなことをして収益を得る状態」。つまり、「好きな時間=収益時間」にすることです。


自分もエンジニアとして働いていますが、単に労働時間を切り売りするのではなく、自分の好きなことやミッションを突き詰めた結果として収益がついてくる生き方を目指したい、と思いました。


4.学んだことや気付き


本書からは「合理的な判断基準」を数多く学びました。特に以下の3点は、これまでの自分の常識にはないものでした。


1.資産運用は徹底的にシンプルでいい


運用商品は「全世界株式(オール・カントリー)」一本で十分。趣味で個別株をやるのはいいが、基本はほったらかしでいい。運用に悩みや時間を割くくらいなら、そのエネルギーを「稼ぐこと」や「人生を楽しむこと」に使うべきだという論理。


2.「損得」ではなく「必要か否か」で考える(保険の不要論)


「がん保険」について、著者は確率論から「入らない方が得(数学的には損な賭け)」と断言しています。日本の高額療養費制度があれば、治療費は貯蓄で賄える。「不安だから」という感情で保険に入るのではなく、数字と制度を理解して判断することの重要性を学びました。


3.マーケティングの解毒


私たちが普段お金を使っている「高級品」や「頻繁なヘアサロン」などは、実は企業のマーケティングによって作られた「見栄」や「過剰な自意識」かもしれないという指摘です。これらを「解毒(デトックス)」し、本当に自分に必要なものだけにお金を使うことで、人生のコストは下がり、満足度は上がると気づかされました。


5.感想・評価


読み終わって、改めて自分の「ミッション」について考えさせられました。

著者のミッションは「正しいことを、できれば面白いことを、多くの人に伝えたい」でした。それを踏まえ、私自身のミッションは何かと言語化するきっかけにもなりました。


また、この本をきっかけに、自分の投資バランスを見直し、余計な保険やコストを削ぎ落として、その分を「ワクワクする体験」や「ミッションの実現」に投資しようと決めました。


本書は、これから資産形成を始める人はもちろん、なんとなく将来に不安を感じている人、「何のためにお金を稼ぐのか」を見失いかけている人におすすめです。


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