【サークル活動報告】美術鑑賞サークル:第44回「月と星と-美術がつなぐとき」@千葉市美術館(10/12)
こんにちは!
美術鑑賞サークル主催のhoshinoです!
東京自習会の美術鑑賞サークル、今回は、千葉市美術館「月と星と―美術がつなぐとき」へ行ってきました。
目次
サークルの概要
イベントの様子
感想
今後の活動予定
参加はこちら!
1.サークルの概要
月に1回程度、皆で都内の美術館の企画展を見に行くサークルです。鑑賞後は、気に入った作品を発表したり、希望者でカフェで歓談を行っています。
普段美術館にはあまり行かないという方も多くいらっしゃいますので、勉強の息抜きにお気軽にご参加ください。
またサークル登録がない東京自習会コミュニティーメンバー以上の方のご参加もいつでも大歓迎です!
2.イベントの様子
今回は千葉市にある千葉市美術館へ行き、4名で鑑賞会を行いました。
月や星をテーマに、デューラーやガリレオ(『天文対話』初版本)、三沢厚彦、草間彌生などの作品が横断的に展示されます。
千葉のまちは平安時代後期の大治元年(1126)に、平常重(たいらのつねしげ)が現在の千葉市中央区亥鼻(いのはな)付近に本拠地を移し、「千葉」と名乗ったことからその歴史が始まりました。千葉氏が一族の守護とした「妙見(みょうけん)」への信仰は、星空の下に人々を結び付け、今日に至るまでまちのアイデンティティの確立に大きな役割を担ってきました。(公式webサイトより)
千葉市美術館の近隣にある千葉神社は妙見様が祀られており、その神紋は月星紋です。

そして社紋は九曜紋。

美術展を見る前からもう宇宙ですね。
ちなみにこれは中央の星も数えて十曜紋とも呼ばれています。一個少ない九曜紋(八曜紋)は作家星新一の家系の家紋です。
千葉の郷土歴史
展示は千葉の郷土の歴史から始まります。北極星と北斗七星を神格化した妙見様は、天空から人々を見守り、運命を司る神として信仰されてきました。

《妙見尊出現之図》の隣には《千葉妙見大縁起絵巻》も展示されており、これらには千葉氏の守護神として、戦の場に現れる妙見様の様子が描かれています。
『天文対話』
そこからガリレオ・ガリレイ『天文対話』(1632)初版本の展示です。
発行部数はおよそ1000部とされ、当時のベストセラーとなりました。しかし翌年には禁書となってしまいます。
現在も世界各地の図書館などに初版本が残されています。皆さまの家にも残っていないか、蔵を探してみてはいかがでしょうか。
近年の取引実績はオークションで1000~2000万円です。

現代アート
1階のさや堂ホールには三沢厚彦の巨大な彫刻作品が展示されています。本展覧会のメインビジュアルです。


星のようにちりばめられたポップコーン。


3.感想
感想会でお話いただいた、気に入った展示のご紹介です。
ブルナッチ天球図

「天体に動物を重ねているところに、宇宙への神秘性が伺える。でもよく考えたら今も宇宙のことがわかってないから、当時と同じでは。現代人もこれと本質的には変わらない」
確かに。GPS便利とか思いつつ、今も我々は星座を見るし、占いもしますね。
「いまだに星占いって、天動説か」と思うこともありますが、人は合理だけでは完結しません。
ちなみにこの天球図、地球から実際に見える星空とは左右反転した(神の目で外側から見た向きの)星座が描かれています。
この手法を天球図で広めたのはデューラーだそうです。
携帯用地球儀

「サイズ感がかわいい。モンスターボールみたい。ちゃんと日本は日本のかたちで描かれている。このサイズなのに省略されていない」

皇帝の天文学

「16世紀のもっとも美しい科学書。学術的な本なのに科学と等価なものとして星座の絵が描いてあるのが、当時の時代背景として面白い」
可動式の星座早見盤のような円形星図が差し込まれています。今でいう仕掛け絵本みたいなつくりです。当時はまだ天動説が主流だったため、円形盤では太陽が地球を中心に回ります。
三沢厚彦
1階に展示してあるキメラ像のミニ版です。

これの裏にも顔があるのでは、とチェックw
ありました。
最後は、外をぶらぶらしていたチーバくんと一枚。


4.今後の活動予定
今後の活動予定は下記を予定しております。
11月 21_21 DESIGN SIGHT「方丈記に学ぶ」
※変更になる可能性があります。
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