【本の感想・レビュー】科学的根拠で子育て|ロッシーさん
- tss 東京自習会
- 6月26日
- 読了時間: 3分
更新日:7月27日
こんにちは!
ファシリテーターのロッシーです。
今回は「科学的根拠で子育て」を読みましたので、その感想とレビューを書きました。
目次
本の概要
選書理由
印象的な部分や場面
学んだことや気づき
感想・評価
1.本の概要
本書は教育をテーマに、世界的な学術論文誌の中から信頼性の高いエビデンスに基づき書かれた本です。短期的な成果である学歴や受験にフォーカスするのではなく、その先を見つめていて、学校を卒業した後の収入や幸福感を高めるヒントを与えてくれます。教育や子育てに役立つデータがたくさん紹介されています。また、親としてだけでなく、教員、指導者、部下を持つ上司にとっての「人を育てる」のに有益な知見がたくさんあり、子育て世代以外にも有益なエッセンスがたくさん入っています。
2.選書理由
現在、私は子育て真っ最中です。先日、2人目が生まれ、育児休業を取得しました。育児休業期間中に、ざっくりと中長期的な子どもたちの教育方針を立てたいと思い、情報収集をしています。本書は、選書時のAmazonの教育書ランキングでベストセラーとなっていました。内容面では、学歴や受験を重視せず、実際に社会に出た後に、自立した人生を送り、自身の力で幸せになる大人になってもらうための子育てという考え方に共感したので、本書を選びました。
3.印象的な部分や場面
特に、日本では少子化が進み、子ども一人当たりにかけられている教育費は増加傾向にあり、小学校や中学校受験が過熱しています。しかし、企業が新卒採用で重視することの上位3つは、学歴ではなく、学生の「コミュニケーション能力」「主体性」「チャレンジ精神」だそうです。また、世界各国のデータに照らし合わせると、優秀な学歴よりも、子ども時代のスポーツ経験やリーダーシップ経験の有無の方が、その後の収入の高さや離職期間の短さと相関しているそうです。また、認知能力よりも非認知能力の高さの方が、長期的な自立や幸福に影響するようです。
4.学んだことや気付き
私の周囲でも小学受験や中学受験という言葉が、聞かれる頻度が増えてきました。本書の一貫した主張のように、短期的な成果である学歴を重視するのではなく、長期的な成果である社会に出た後に、自立し、自分の力で生活・幸福を得られるように子育てをしていきたいと改めて実感しました。不安を煽るような情報や同調圧力に負けないように気を付けたいと思います。また、親としての時間投資は、幼いころの方(小学校に上がる前)が効果が高いということも書かれておりましたので、幼い子どもたちと過ごす時間を大切するとともに、質を高めていきたいと思います。
5.感想・評価
第5章では、勉強が苦にならなくなる3つの方法が紹介されていました。
目標を立てること、習慣化すること、チームで取り組むことが、勉強が苦にならない3つの方法です。それぞれ実現するための具体的なコツが本書に書かれています。勉強を苦にせず続けたい大人にも参考になるので、気になる方はぜひ手に取ってお読みください。そして、実はこの3つ、私自身に照らすと、東京自習会を活用することで割と実現できていることを発見しました(笑)
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