【本の感想・レビュー】科学的に証明されたすごい習慣大百科|りえこさん
- tss 東京自習会
- 6 日前
- 読了時間: 4分
こんにちは!
コミュニティマネージャーのりえこです。
今回は「科学的に証明されたすごい習慣大百科」を読みましたので、その感想とレビューを書きました。
目次
本の概要
選書理由
印象的な部分や場面
学んだことや気づき
感想・評価
1.本の概要
世界中の心理学、行動経済学、脳科学などの研究をベースに、「もっとラクに、もっと自然に習慣化できる方法」をまとめた本です。
大百科と銘打ってあるだけに、そのテクニックの数は112個。
仕事の効率化
勉強の習慣
ダイエット・健康
コミュニケーション
メンタル
5つのテーマに沿って、1つの項目につき2ページでコンパクトに紹介されています。イラストや図も豊富で、パラパラめくるだけでも楽しく、気軽に読める本です。
著者は、言語学者の堀田秀吾さん。司法分野におけるコミュニケーションに関して、社会言語学、心理言語学、脳科学などのさまざまな学術分野の知見を融合した多角的な研究をおこない、国内外で活躍されています。
2.選書理由
普段から習慣化にまつわる本を読むのは好きで、ことあるごとに手にとってしまいます。読んでいてやる気が出るというか、スイッチが入るような気がするからです。
しかし、よく読むからこそ、習慣はできる限り小さくするのがコツとか、脳の機能に即した工夫をするとか、モチベーションや意志力の関係とか、なんとなく知識に頭打ち感がありました。
ついつい、また同じような本を買ってしまうのか…と思いつつ、立ち読みしてみたのですが、ど定番な知ってることもありつつ、その先にさらなる研究が加わっていたり、え!これ初めて知った!ということがいくつかあって、新鮮で面白そうだったので、読んでみることにしました。
3.印象的な部分や場面
「会話を複線型にする」というテクニックが印象に残りました。
大人数での会話には、主軸になる人が各々に話題を振って進める単線型と、参加者の各々が他のいろいろな参加者と話をしていく複線型のスタイルがあるそうです。
シンプルな事案について効率的に話したい時は前者、多様な意見を引き出したい時、人間関係を良好にする狙いがあるときは、後者がよいと解説してありました。
私は飲み会など大人数での会話より、少人数の会話の方が得意だという自覚があり、さらには司会進行がいる方が捗るような印象を持っていたのですが、その背景に狙いに即した適性と、使い分けがあると知ってとても驚きました。会社の会議やサークル活動などで、意識して使ってみたいと思います。
4.学んだことや気付き
まず、世の中にはたくさんの研究があるのだな、と分かってはいたけど、その幅の広さに驚かされました。
ビジネス書を読んでいてたまに思うのは、自分で直接、元の論文にアクセスすることができれば、こういう本をわざわざ買う必要もないし、自分でまとめることができたら本を書く側になれるよな…ということです。
でもこうやって誰かが、まとめてくれて気軽にアクセスしやすい媒体になっていることって、ありがたいな、とこの本を読んでいて思いました。
習慣化のテクニックって、一分野に特化して縦型文章でまとめられている本もありますが、あれってどこに書いてあったっけ…となることもあるし、自分でシンプルにまとめよう、と思うこともあります。まとめることも頭に入るので良いですが、こういうスタイルの方が、いろんな情報に簡潔にアクセスしやすく、実践にもつながる気がしました。どのようにカスタマイズして、情報を人に届けるかも大事なことだなと感じました。
5.感想・評価
習慣のアイデアをまとめた本としてとても良い本だと思います。書店でも平積みになっていたり、巷での評価も高そうです。
中身のレイアウトとして、下記の点がわかりやすくてお気に入りです。
大学名と研究者など、出典元が一眼でわかるように書いてある
各テクニックのタイトルの下に、「勉強効率」「持久力」「感情コントロール」など、何の効果が期待できるか、タグ付けのように記載されている。
なんとなくやる気が出ない時や、ちょっとした工夫で日常に変化をつけたい時に開いてみると、気軽に「これ、やってみようかな」と元気をもらえそうな一冊でした。
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