【本の感想・レビュー】仕事の質を高める休養力|しょうこさん
- tss 東京自習会
- 10月28日
- 読了時間: 3分
こんにちは!
コミュニティメンバーのしょうこです。
今回は「仕事の質を高める休養力」を読みましたので、その感想とレビューを書きました。
目次
本の概要
選書理由
印象的な部分や場面
学んだことや気づき
感想・評価
1.本の概要
今回、睡眠コーチの角谷リョウさんの著書『仕事の質を高める休養力』を読みました。残業削減やテレワークなど「働き方改革」が進む一方で、ビジネスパーソンの疲労がむしろ増えている現状を捉え、「休み方」こそ変革すべきだと提言する一冊です。本書では、①「疲労を出す」→②「完全に休む」→③「充電する」という3ステップにより、心身を根本からリセットする方法を体系化。働く質を高めたい人に向けた、戦略的な「休養力」を身につけるための指南書です。
2.選書理由
書店で「休養」特集コーナーを見かけ、そこで出会った一冊です。冒頭を読んだところ、「とりあえずたっぷり寝る」「日帰り温泉に行く」といった一般的な休み方は、実は“疲労感”を和らげているだけで根本的な回復にはならないとあり、自分にも思い当たる節がありました。忙しい日々の中で、どのように休むかは学ぶ機会が少ないテーマだと感じ、勉強や仕事のパフォーマンスを高めるためにも、正しい休養法を知りたいと思い選書しました。
3.印象的な部分や場面
特に印象的だったのは、以下の点です。
休養には「疲労を出す」だけでなく、「完全に休む」「充電する」という後のステップが必要であること。
「疲労を出す」ではまず片づけを行い、休む前に環境を整えることが重要。特に「鬼速片づけ」(ノリの良い音楽を聴きながら、「残す」「捨てる」「保留」に即判断)がおすすめ。
「完全に休む」では、脳を休めるための「デジタルファスティング」が紹介され、デジタル過多による脳疲労をリセットする重要性が強調されていたこと。
「週末リセット術」として、6:00~12:00に片づけや掃除、18:00~22:00に温冷浴を行うなど、週末の回復スケジュールが具体的に提案されていた点も印象的でした。実践できる部分は積極的に取り入れたいと思いました。
4.学んだことや気付き
本書を通して、「休養=何もしないこと」ではなく、目的をもって整える行動であると気づきました。疲れを感じたときは、まず「疲労を出す」ために片づけなどで環境を整え、次に「完全に休む」で脳を休ませ、最後に「充電する」でエネルギーを満たす。この流れを意識することで、単なる気分転換ではなく、根本的な回復が得られると学びました。特に、デジタル機器から離れる「デジタルファスティング」は、ついスマホを眺めてしまう自分にとって必要な習慣だと感じました。今後は週末リセット術なども取り入れ、意識的に休養の質を高めていきたいと思います。
5.感想・評価
読んでみて、「休む」ことに対する考え方が大きく変わりました。これまで何となくゴロゴロしたり温泉に行ったりすることが休養だと思っていましたが、それだけでは心身が本当に回復しないことを学びました。鬼速片づけやデジタルファスティングなど、すぐに実践できる方法が多く、読むほどに試したくなる内容です。無理なく続けられる現実的なアプローチが多く紹介されており、仕事や勉強に励む人にこそおすすめしたい一冊です。
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