top of page

【本の感想・レビュー】自分から学べる子になる戦略的ほったらかし教育|ロッシーさん

こんにちは!


ファシリテーターのロッシーです。


今回は「自分から学べる子になる戦略的ほったらかし教育」を読みましたので、その感想とレビューを書きました。


目次


  1. 本の概要

  2. 選書理由

  3. 印象的な部分や場面

  4. 学んだことや気づき

  5. 感想・評価


1.本の概要


「戦略的ほったらかし教育」とは、子どもが自ら学びたくなる親が家庭環境をがつくり、その中で子どもを自由にさせるという教育の考え方です。そうすることで、 子どもに選択肢を持たせて、意思決定を任せていくことが可能になります。その結果、自立、思考力、責任など、将来生きていくために必要な力を伸ばすことができます。 本書には、筆者がこれまでの子育てや家庭教育コンサルタントとしての経験を通して構築した子どもが自ら学びたくなる家庭環境の作り方が紹介されています。


2.選書理由


現在、私は2人の幼い男の子を育てている真っ最中です。また、育児休業を取っており、この期間に、子どもたちを育てる上で役立つ情報を得るために情報収集をしています。本書は、選書時のAmazonの教育書ランキングでベストセラーとなっていました。帯に「7000人の親を見てわかった自主性と才能を伸ばす家庭環境のつくり方」と書いてありました。実生活では、自主性を育みたいと思いつつも、節度のある生活を送ってもらいために、長男に対して注意することが多くなっている自分に危機意識を感じていたため、本書を選びました。


3.印象的な部分や場面


子育てという領域では、「ほったらかし」という言葉はセンセーショナルな気がして、躊躇してしまう方もいるといると思いますし、私もその一人でした。しかし、本書の主張としては、子どもの自由を尊重し、自己決定できる機会を増やすことによって、自分で人生を切り拓く力を培っていこうということでした。もちろん、超えてしまってはいけないラインや自由の大枠は親側がしっかりと設定することは必要です。そういった前提の下、子どもに自由や自己決定できるという感覚、満足している状態をつくり出すことが重要なようです。


4.学んだことや気付き


『「この人に相談しても解決しない。」と、あえて子どもに思わせることで、自分で解決する力を鍛える』という考え方は、驚きましたが納得させられました。子どもの発達・成長に合わせながら、間違えてしまうことを恐れず一歩ひいて見守ることが大切なことを学びました。また、「説明は4~7割でOK」ということが書かれていて、参考になりました。子どもに説明をする度に「この説明でよかったのか。」と答え合わせのできない問いが自分の中で何度も繰り返されていたので、「説明が不十分でも大丈夫。」というメッセージに励まされました。むしろ、子どもに考える余白をもたせることが子どもの思考力や想像力を高めるように思えました。


5.感想・評価


本書を通して、子どもの幸せを願うばかり、先回りして問題を取り除いたり、子どもの人生をコントロールしてしまう親が多いということを再認識しました。人が成長するには、困難にぶつかることも一人で立ち向かっていことすることも、時として必要です。この本の内容全部を、幼児期に実践することは難しいと思いますが、本書の考え方を参考にしたり、成長・発達に合わせて少しずつ実践していき、自分で人生を切り拓く力を身につけていってもらえたらよいな思いました。また、親として、子どもと適切な距離感を保っていくことが大切だと思いました。今回は、本書の基本的な考え方にフォーカスしてレビューを書きました。具体的な家庭環境づくりについて興味をもたれた方は、是非本書を手に取って読まれるとよいと思います。!


参加申込みはこちら!


参加をご希望の方は下記のリンク先から参加方法をご確認の上、お申込み下さい。



開催予定のイベントを確認されたい方は、下記のリンク先からご確認下さい。



ご質問やご相談も公式ラインで受け付けていますので、お気軽にお問合せ下さい。(24時間以内にご返信致します。)



あなたのご参加お待ちしています(*'▽')

コメント


bottom of page